けんとさく

東京在住40代夫婦。
主人の両親と二世帯で生活しつつ子供2人を子育て中。
結婚してすぐに家族帯同で海外赴任をしていました。
帰国後は両親と暮らし始め中学受験もとりあえず終了。
充実した毎日を送れるようにできることを考える日々。
そんな夫婦の日々を書いていきます。

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結婚10年以上の夫婦、今どんな感じ?

私達について

結婚10年以上の夫婦、今どんな関係?

こんにちは。
このブログでは、結婚して十数年が経った今だからこそ見えてくる、夫婦のリアルをゆるりと綴っていきます。


■ 結婚10年以上。恋愛感情はどこへ?

「あの人と一生一緒にいたい」と思って結婚したあの日から、はや10年以上。
正直言って、あの頃の“キュン”なんて、今や年賀状と同じくらい季節限定というか皆無かも。

今は、恋人というより「生活共同体」という感じでしょうか。
どちらかが寝込めば、もう片方がご飯と洗濯を担う。
予定を組むときは、まず「夫の仕事は?」「子どもの塾は?」と考えるのがクセになり家族になったなと感じています。

それって冷めた関係?
…いえいえ、むしろ進化した夫婦のカタチと思っています。


■ 会話は減る。でも、沈黙が心地よい日もある

新婚の頃は、眠くてもずーっとしゃべってました。
休日はランチのあともカフェをハシゴして、他愛もない話を延々してたのに…。

今?夕飯後、リビングでふたり並んでスマホ見て、ひと言も交わさず1時間経つこのの方がむしろ普通です。
「会話が減ったな…」って少し寂しくなるときもあるけれど、
逆に「何もしゃべらなくても気まずくない相手」って、なかなか貴重だとも思います。

それでも、ふとした瞬間にふたりで同じことで笑ったり、
同じタイミングで「あ、アレ買うの忘れた!」って言ったりして。
そういう“静かなシンクロ”が増えた気がします。


■ ケンカは「勝つか負けるか」じゃなく「続けるかやめるか」

10年以上一緒にいると、ケンカの傾向も読めてきます。

昔は「どうしてわかってくれないの!?」と泣いて訴えたこともあったけど、
今は「この話、今言っても火に油だな…」ってわかるようになったのも40代夫婦のあるあるですよね。

とはいえ、どうしても言いたくなるときもある。
冷蔵庫に入れといたアイス食べられたときとか、勝手に大物買ってきたとか(←マジで根に持つ)。

でも、最近意識してるのは「引き際」です。
感情のピークを越えたら、「まあいいや、アイス買っといてくれたら許す」って言う、何か自分にご褒美を買うなどして納めています。

ケンカの目的が「勝つ」ことじゃなく、「これからも一緒に暮らせる空気に戻すこと」を重視するように変わってきました。それが、10年以上続けるコツなのかも知れません。


■ 恋愛よりも、信頼と敬意

20代の頃は、「一緒にいるとドキドキする!」が愛の証だったと思ってました。
でも40代になると、それよりも「この人は、私の弱さも知ってくれてる」が安心感になっています。そう、これからはいろいろ弱くなっていきますもんね。

たとえば、私が風邪で寝込んだとき。
夫は「何食べたい?」と聞くでもなく、勝手にうどんを作って、黙って置いてくれたりしたら。

それが私の好物じゃなかったとしても、
「聞かずとも、何かをしてくれること」がとても嬉しく感じてます。

もしかしたら、恋人なら「何食べたい?」って100回聞いてくれるかもしれない、聞いてくれることこそが喜びでしたが、“何も聞かずに動いてくれる関係”が、私たちの夫婦なんだと思います。


■ 「夫婦でいる意味」って何だろう?

たまに考えます。
「この先、子どもが巣立ったら、私たちって何話すんだろう?」って。

でも、結婚10年以上の今、ようやく「夫婦でいる意味」がじわじわ見えてきました。

  • 誰よりも私の過去を知っている人
  • 良いときも悪いときも、逃げずにそばにいた人
  • 他人だったのに、家族になってくれた人

それって、簡単に出会える存在じゃない。

恋人ではなく、戦友。
ドキドキではなく、信頼。
結婚生活って、たぶんそこにたどり着くものなのかもしれません。


■ まとめ:「不満もあるけど、ふふ」と笑って生きる

結婚10年以上。
ふたりの距離は、近すぎず、遠すぎず。
ちょうどよい“心地よい他人”のような関係になってきました。

もちろん、不満がゼロなわけじゃない。
でも、その“不”を「ふふ」と笑い飛ばせるぐらいの余裕が持てたら、
それこそが、10年以上続けてきたご褒美かもしれません。

これからも、無理に盛り上げず、無理に分かり合おうとしすぎず。
それでも“となりにいること”を、少しだけ大切にしていけたらいいなと思います。

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